更新:VMware 製品の脆弱性対策について(CVE-2024-38812 等)

情報セキュリティ01

概要

roadcom が提供する VMware vCenter Server は、仮想化環境の管理運用ツールです。
この VMware vCenter Server において、DCE/RPC プロトコルの実装に起因するヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性 (CVE-2024-38812) と、権限昇格の脆弱性 (CVE-2024-38813) が確認されています。
本脆弱性を悪用された場合、vCenter Server へのアクセス権を持つ第三者によって任意のコードを実行されたり、管理者権限を持たないユーザによって root 権限に昇格されたりする可能性があります。
今後被害が拡大するおそれがあるため、製品開発者が公表している手順に従い、修正プログラムを適用してください。

影響を受けるシステム

・VMware vCenter Server 8.0
・VMware vCenter Server 7.0
・VMware Cloud Foundation 5.x
・VMware Cloud Foundation 5.1.x
・VMware Cloud Foundation 4.x

対策

脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用

製品開発者が提供する情報をもとに、更新プログラムを適用してください。製品開発者は、本脆弱性を修正した次の修正プログラムをリリースしています。

・VMware vCenter Server 8.0 U3b
・VMware vCenter Server 8.0 U2e
・VMware vCenter Server 7.0 U3t
・VMware Cloud Foundation につきましてはサイトをご参照ください


参照:IPA 情報処理推進機構


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